海外、アメリカに来て髪の毛が傷んだ、ギシギシになった経験ってありませんか?
日本にいる時と同じ手入れをしているのになぜか傷む、それって理由があるんです。
今日はその理由を解説していきたいと思います。
この記事の内容
海外に来てなぜ髪が傷むか?その理由と原因
水質がちがう
実は水には大きく分けて2つ種類があります。
硬水と軟水です
水に含まれているミネラルが多いものが硬水、少ないものが軟水となります
水の成分が硬水に傾くほど頭皮や髪によくありません。
硬水のデメリットとしては
- 石鹸の泡立ちがわるい
- 石鹸が水に溶けにくいので石鹸が流れにくい
- 流し残った石鹸カスが皮膚を刺激
- ミネラル成分が髪に残るのでバサバサ、ギシギシになりやすい
- ミネラル成分が髪を刺激して色が抜けやすい
などがあります。
日本では水が軟水のためこのようなトラブルが起きにくいのですが
海外、主にアメリカやヨーロッパ諸国は硬水を利用しているためこのようなトラブルがおこってしまいます。
紫外線が強い
日本よりも光が強く紫外線が強い傾向にあります。そのため髪に余計な刺激が加わってしまい、ダメージの原因となります
ちなみに海外の人たちがサングラスをよくしているのはファッションのためではなく目を紫外線から守るためでもあります。
空気が乾燥している
日本は実は世界中でも湿度が強い方の国です。
その日本から移動してきたらほとんどどこの国にいっても空気が乾燥していることになります。
乾燥していると髪に必要な水分が抜けてしまい、髪の毛が必要以上に乾燥してそれが髪の毛のダメージの原因となるわけです。
シャンプー、トリートメントの質が悪い、日本人に合わない
実は日本は世界でも有数の美容大国で、シャンプー、トリートメントの質は世界でも指折りの国となっています。
そのため日本以外の国でシャンプーやトリートメントを買うと日本よりも質が落ちてしまうものが多くなります
またシャンプーやトリートメントはその国の人の髪質に合うように作られてるのでそれが世界的に見て太くて量の多い日本人の髪質に合わない場合もあります。
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シャワーヘッドを軟水にしてくれる物にかえる
残念ながら旅行をしている人には難しいですが、もし長期滞在、移住をしている人はこれをするといいかもしれません。
やはり硬水と軟水ではシャワーの質感が違います
今だとアマゾンでこんなもの売っているので購入するのをオススメします。
外に出かけるときは紫外線予防として帽子、髪を縛ったりするまたは髪に日焼け止めをぬる
髪の毛を下ろしていては髪が紫外線にあたる面積が増えてしまいます。
それを予防するために髪を縛ったり、帽子を被ったりして髪が紫外線に当たる面積を減らせばダメージ予防に繋がります。
またこのように
髪にも使える日焼け止めも売っているのでそれを髪につけるととてもいい予防になります。
乾燥から守るために洗い流さないトリートメントをつける
どうしても乾かしたままの状態だと髪から水分が抜けやすくなってしまいます。
それを防ぐために洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしてあげると余分な水分が抜けることを防ぐことができます。
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髪をしっかりとドライヤーで乾かしてあげる
先ほど乾燥から防ぐと言いましたが髪が濡れたまま外に出てはいけません。
髪が濡れているとキューティクルが開いてそこから栄養が抜けてしまいます
ドライヤーで乾かすとキューティクルが閉まり栄養分が抜けにくくなります。
ちなみにドライヤーを使わなくても髪は乾きますが熱を加えることによりキューティクルが締まります
自然乾燥だとキューティクルが開いたまま乾くのでそこから栄養が抜けてしまいます。
なのでドライヤーでしっかり乾かしてあげることをお勧めします。
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日本のシャンプー、トリートメントを使う
やはり日本の製品を使ってあげるのが1番髪に優しいと思います。
アマゾンでも買って海外に配送することもできるのでお試しあれ。
まとめ
やはり違う環境に来たということが一番大きいです。
たかが髪の毛、されど髪の毛、原因を知ってケアをしっかりとしてあげることが大切です。
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