髪のお悩み相談

くせ毛の洗い流さないトリートメントのおすすめ【雨の日だって安心】

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日本人は実は約70%の方がくせ毛に関する悩みを抱えています。

「湿気でうねる」
「髪がパサつき」
「髪がくせで広がってしまう」
「ストリートしてもうねうねする」

こんな悩みを抱えていないですか?

雨の日はうねるし、毎日スタイルは決まらないしもう最悪・・・

でもくせ毛でもおしゃれを楽しみたい!

こんなくせ毛でお悩みのあなたに効果的なのが「洗い流さないトリートメント」
今回はくせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントをまとめてみました。

くせ毛の私に最適な洗い流さないトリートメントってなんだろう?

なんて方は参考にしてみてください。

くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントの選び方

くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントを紹介する前に洗い流さないトリートメントの選び方をご紹介します。

いくらくせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントを使っても

ポイント

  • 髪質
  • くせの種類
  • くせ毛の原因

これらに適している洗い流さないトリートメントを選ばないと

「せっかくいい洗い流さないトリートメント買ったのに使い心地があんまり良くない・・・」

となってしまいます。
難しいことは全くないのでちらっと目を通してみてくださいね!

髪質

あなたの髪質はどんな髪質をしていますか?大きく分けて

  • 猫っ毛・髪が細い→髪がサラサラ・巻きが残りやすい
  • 普通→特に何も感じない
  • 剛毛・髪が太い→髪がザラザラしてる・巻きが残りにくい

の3種類があります。髪質が普通の方は無視していただいたいて良いのですが、

猫っ毛・髪が細い→軽めの洗い流さないトリートメント
剛毛・髪が太い→重めの洗い流さないトリートメント

を選んであげるとくせ毛がいい具合に落ち着いてくれます。

逆のタイプのトリートメントを選んでしまうと髪がべたっとしてしまったり、くせがまとまらなくなってしまいます。

くせの種類

同じに見えるくせの種類ですが実は4種類に分かれています。
見たらわかりますが、
うねるくせ、もじゃもじゃのくせと色々ありますよね!

くせにもよって髪の特性が少し違いおすすめのシャンプーが少し変わってきます。

  • 波状毛
  • 捻転毛
  • 連球毛
  • 縮毛

と4種類あるのでそれぞれご説明します。

波状毛

最も多いタイプのくせ毛です。

大きくウェーブになっていたり、少し細かめのウェーブもこのタイプに分類されます。じつは日本人の殆どのくせ毛はこのタイプに分類されます。

波状毛が1番扱いやすいくせ毛でしっかりとお手入れをしてあげることで簡単にまとまってくれます。

くせよりも髪質やどんな技術をしているかで洗い流さないトリートメントを選んであげましょう。

捻転毛

髪の毛が細くて捻れたタイプのくせ毛です。

バネを想像するとわかりやすいかと思います。じつは縮毛矯正とあまり相性が良くなく、一見真っ直ぐに見えても近づくとバネのまま、なんてこともあります・・・

ロングヘアだと重さでくせが伸びて気づかないこともあるので、髪の毛を思い切ってロングからショートにしたらくせが出てまとまらない。なんて方はこのタイプが多いです。

髪の毛が痛みやすくパサついて見えやすいので、水分+油分で髪にまとまりが出るミルク・クリームタイプの洗い流さないトリートメントがおすすめです。

連球毛

日本人では珍しい髪の毛が少しデコボコしていてよく見ると数珠繋がりになっているように見える髪の毛です。

一見ストレートに見えますが触るとボコボコしていて、まとまりが出にくいのが特徴です。実はとても傷みやすく、アイロンで少し引っ張っただけで切れてしまったりと扱いもし辛いです。

しっとりとするタイプよりもさらっとしたオイルタイプの洗い流さないトリートメントがおすすめです。

縮毛

一番厄介な癖のタイプです。日本人には少ないタイプです。

黒人の方のチリチリの髪の毛を想像していただければわかりやすいかもしれないですね。

残念ながらシャンプーだけで扱いやすくするのはほぼ不可能。完璧に扱いやすくしたいのであれば縮毛矯正をかけることが一番の対策になります。

丈夫そうに見えますが、実はとても髪の毛が繊細でちょっとしたダメージで髪がダメージしてボロボロになってしまいます。

ダメージケアのできる1番しっとりとした洗い流さないトリートメントがおすすめ。ジェルタイプの洗い流さないトリートメントならチリチリのくせでも抑えてくれます。

くせ毛の原因から選ぶ

多くのくせ毛は遺伝からきていて上でもくせ毛の種類を紹介しましたが、実はくせ毛の原因は遺伝以外の理由でくせ毛になっている場合があります。

実はくせ毛でなくても、髪のダメージで髪がパサついてしまいくせ毛のようになってしまう場合があります。
その場合はしっかりとダメージケアをしてあげることが重要で、

  • 保湿
  • 補修
  • コーティング

をしてくれる少し重ための洗い流さないトリートメントを使うと良いです。

また髪の「すき方」でくせがついてしまう場合があります。
その場合は保湿力の高い洗い流さないトリートメントでしっかりと押さえつけてくせが出ないようにしてあげましょう。

洗い流さないトリートメントの種類って何?

なんで洗い流さないトリートメントが必要なのかはわかりましたが、何100種類も販売されている洗い流さないトリートメント。
実は主に

  • オイルタイプ
  • ミルク/クリームタイプ
  • ミストタイプ
  • ジェルタイプ

4タイプに分かれていて髪質や仕上がりの質感で選ぶことができます。

バランスが取れていて人気!オイルタイプ

一番バランスがとれていて人気なのがオイルタイプのです。オイルタイプは万能でどの髪質にも対応ができます。特にコーティングして保護する役割のものが多く、主にドライヤーやアイロンの熱から守る効果が高く、デジタルパーマや縮毛矯正とも相性が良くこれ以上髪を痛めたくないという方におすすめです。

髪をまとめる効果もあり、くせ毛や剛毛で髪かまとまらない方は乾かす前につけたり、乾かした後につけてあげることで髪がまとまります。

ですがオイルにも重さがあり、髪が細い人に重いオイルをつけてしまうとベタッとしたり、逆に髪が太い人が軽いオイルをつけても髪がまとまらないなど、万能だからこそのデメリットがあります。

おすすめの人
全髪質、縮毛矯正、デジタルパーマなど熱処理を加えた髪

向かない人
特にいません。強いていえば軽めの質感が好きな人

しっとり保湿!ミルク・クリームタイプ

ミルク・クリームタイプは名前こそ別れていますが、特徴は同じ。

潤いを与えてくれるという特徴があります。”しっとり”といえばイメージがつきやすいです。潤いを与えることでまとまりやすくなり乾燥によってボリュームが出てしまいがちな髪の保湿ケアや、パサついたゴワゴワした髪を抑えることが期待できます。

パーマと相性が良くスタイリング剤でべたっとさせたくない方はミルク、クリームタイプの洗い流さないトリートメントをつけるとパーマのカール感を維持しながらもべたつかないのでおすすめです。

クリームタイプの方がよりしっとりし、ミルクタイプの方が少し軽い仕上がりになります。

髪が細い方がこのタイプをつけてしまうと髪がまとまり過ぎてボリュームがなくなってしまうので注意が必要です。

おすすめの人
髪が硬い、くせ毛、パーマをかけた人

向かない人
髪が細い、猫っ毛、髪にボリュームを出したい

さらっと軽い仕上がり!ミストタイプ

洗い流さないトリートメントの中でも一番軽い仕上がりになるのがミストタイプです。”サラサラ”ってイメージです。

ミストタイプは髪の内部に潤いを与えることを目的としているものが多く、乾かす前につけると艶を出してくれるので艶出しとして使われることもあります。
油分がないので軽いのですがスタイリング剤としての効果は薄く。つけたらしっかりと乾かす必要があります。
髪が硬い剛毛の方がつけても仕上がりが軽過ぎてまとまりがつかないので注意が必要です。

おすすめの人
髪が細い猫っ毛、髪に艶を出したい、髪の内部を補修したい

向かない人
髪が太い、剛毛、髪にまとまりが欲しい

超ダメージ毛にも対応!ジェルタイプ

洗い流さないトリートメントの中でも一番しっとりとした重い仕上がりです。

シリコンやポリマーが多く配合されており、髪に皮膜を貼ってくれてしっかりとコーティングをしてくれる効果があり。髪がバリバリに傷んでしまったハイダメージの髪にも対応してくれます。強いコーティング力でくせ毛を落ち着ける効果もあります。

髪の引っかかりを予防し、髪の質感を向上させてくれますが、

コーティング剤が多すぎてあまり髪が傷んでいない方や髪が細い方が使用するとベタッとしてしまたり、つけすぎて美容院に行くとカラーのムラ、パーマがかかりづらくなってしまうこともあるので注意しましょう。

おすすめの人
ハイダメージの人、剛毛の人、くせ毛の人

向かない人
髪が細い、猫っ毛、髪がダメージしていない、髪にボリュームが欲しい

くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメント【メンズも使える!】

ではくせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントをご紹介します。

今回は特にくせ毛に効果のある

  • オイルタイプ
  • ミルク・クリームタイプ

と2種類に重点をおいてご紹介していきますね!

ラサーナ プレミオールヘアエッセンス

価格 トライアルセット1,980円(税込)
香り アロマティックフローラルの香り

おすすめの理由

  • オーガニック認証を受けた4つの植物オイルを配合
  • 髪の内外の水分量をコントロールし潤う髪へ
  • ダメージを補修する海藻ミネラルエキスを配合

洗い流さないトリートメント売り上げ部門10年連続1位の大人気トリートメントです。
髪の油分バランスを整え、しなやかで優雅な髪へ導く洗い流さないトリートメント、髪のキューティクルを集中ケアしツヤツヤの滑らかな髪にしてくれます。

水を一切使わない濃密美髪処方を採用しオイルコントロール処方が髪の内部まで浸透し、キューティクルを滑らかに仕上げます。海藻エキスも配合で髪に潤いをもたらし、まさに最高級の洗い流さないトリートメントです。

今だけシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントが入った1,980円でトライアルセットも販売されているのでぜひお試しください。

もともとくせ毛を収める効果があるほどしっとりとして保湿力がある洗い流さないトリートメントです。ハリコシ成分も配合されているので、ハイダメージ毛やエイジング毛にも効果を発揮します。

トライアルセットがとてもお得で、普通ならシャンプーだけでも2,000円くらいするのにシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントが入って1,980円。ありえない。

【レビュー】ラサーナプレミオールを使った感想!口コミ・評価は?【異次元のまとまり】

この記事はラサーナプレミオールシャンプーを使った感想をお客様にレビューしていただいています。美容師の私がレビューしても良い点しかあげることができないので生の声をお客様にいただきました。 良いシャンプー ...

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リシリッチ

価格 60ml/3,300円(税込)
香り 柑橘系の香り

エイジングケアのためのクリームタイプの洗い流さないトリートメントです。

50種類の美容成分と3種類のヒアルロン酸が髪の水分低下を抑え髪をしっとりとさせてくれます。紫外線、カラー、パーマからのダメージもしっかりと保護、補修してくれます。

ラスティーク

価格 120ml 2本/3,454円(税込)
香り ハーバルジャスミンの香り

アウトバストリートメントの中でも役割を分けて乾かす前にセラムでダメージを集中補修、クリームで髪を外部のダメージから守り、髪にまとまりを出します。

ナノプラチナ、セラミドで髪に栄養を与えゴールデンシルク、ブラックパールがキューティクルをコーティングし髪を守ります。
保湿、補修を集中的に行うWフォーカスケアができる洗い流さないトリートメントです。

ミルボン ジェミールフラン メルティーバター

価格 100g/2,200円(税込)
香り ピオニーの香り

同じくヘアケアで有名なミルボンのクリームタイプの洗い流さないトリートメントです。

このトリートメントに配合されているモリンガバターがドライヤーの熱で溶けて髪をしっかりと包み込み滑らかにし、常温で冷えて固まりサラサラでまとまりのある髪を形状記憶してくれます。朝髪がどうしても爆発してしまう方におすすめです。

BCクアフォルムコントロールオイル

価格 150ml/3,900円(税込)
香り アクアローズの香り

くせ毛の構造を解析してピンポイントに作用してくれるミルクタイプの洗い流さないトリートメントです。

カラーや縮毛矯正のハイダメージにも対応しており、髪の強度と柔軟性を復活させてくれます。

イオセラムオイル

価格 100ml/2,640円(税込)
香り シロツメクサの香り

イオのくせ毛専用のラインです。

注目の保湿成分グリーンナッツオイルを配合し、髪の水分バランスをコントロール、髪への浸透性もよく髪の内部まで浸透し髪に潤いを与えます。オイルですが、軽くてベタつきにくいので表面はさらっと指通りの良い質感へ仕上げます。

泡立ちも優しく、綺麗に地肌を洗い上げ、素直な髪に整えます。髪が太かったり、ダメージしている方にもおすすめです。

リスアンリミテッドオイル

価格 125ml/3,080円(税込)
香り ムスク系の香り

アマゾンの奇跡と言われている”ムルムルバターコンプレックス”を配合したシャンプーです。髪の水分バランスに着目し、理想の髪へと導きます。

しっかりと保湿しながら、うるおいを保護。しっかりとしたまとまりのある髪に洗い上げます。

アマゾンで発見されたムルムルヤシの実から採れる、天然の油脂ムルムルバターが、髪をしっかり保湿し、髪の毛を構成する成分の内2番目に多く含まれるアミノ酸の一種グルタミン酸で毛髪内に留まらせるダブルの効果で、やわらかでなめらかな理想の手触りとまとまりを髪に与えます。

ザ・ヘアケア アクアインテンシブ

価格 100ml/3,520円(税込)
香り グリーンフローラルの香り

オイル成分がくせ毛でうねる髪をしなやかにまとめあげてくれます。

特に剛毛の方には効果抜群でごわつく髪も芯まで浸透して柔らかい仕上がりにしてくれます。

髪をコーティングして紫外線・熱から髪を守ってくれるのでアイロンやコテを使う方にも効果的です。

くせ毛を落ち着けせるのはどうすればいいの?

くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメントをご紹介しましたが、正直を言うと洗い流さないトリートメントをつけるだけではくせ毛は落ち着いてくれないんです・・・

もちろんつける前よりは格段に扱いやすくなりますし、落ち着きますよ!でも洗い流さないトリートメントをつけるだけではダメなんです・・・

くせ毛を落ち着けるためにはその他のヘアケアも大切。

方法としては

・しっかりと髪を乾かす
・縮毛矯正をかける

の2種類があります。

しっかりと乾かす

ご存知だとは思いますが、くせ毛は濡れたまま放置してしまうと次の日には大爆発してしまいます。
それを阻止するためにはしっかりと髪を乾かすことが大切。

くせ毛の乾かし方には

・くせを落ち着かせる乾かし方
・くせを生かす乾かし方

2種類があるのでその方法をご紹介します。

2種類と言っても途中までは同じで簡単なのでぜひ参考にしてみてください!

step
1
乾かす前に・・・

乾かす前に洗い流さないトリートメントをダメージしている毛先中心につけましょう

くせ毛が髪が髪がまとまらない原因にもなりますが、実はダメージも大きな原因の一つ。
ドライヤーからの熱から保護する意味も込めて洗い流さないトリートメントをつけると効果的です。

目安は

  • ショート→半プッシュ
  • ミディアム→1プッシュ
  • ロング→1.5プッシュ

です。

step
2
まずは根元から乾かす

まずは根元を立ち上げるように乾かします。くせ毛だから初めから抑えて乾かそうと思ってしまいますが、そうすると逆に変なところが跳ねて収まりが着きづらくなってしまいます。

くせ毛でも根元を立ち上げてまずは根元を乾かすことを意識しましょう。

乾きづらいところは

  • 襟足
  • 耳周り
  • もみあげ

です。ここが乾いていないと跳ねやすくなってしまうのでしっかりと乾かしてあげましょう。

step
3
根元が乾いたら毛先の方へ

ここから

  • くせを収める
  • くせを生かす

で乾かし方が違います。

<くせを収める>

少し髪を引っ張りながらくせを伸ばすように乾かします。

中間→毛先に向けて乾かすように乾かしてあげましょう。7割くらい乾いたかな?と思ったらブラシでとかしながらくせを収めたい方向に乾かしてあげましょう。

ドライヤーは上から当ててあげると効果的です。

<くせを生かす>

髪は引っ張らずにくせを出したい部分を軽く握りながら乾かしてあげます

握りながら乾かしてあげることでくせがパーマのように動きが出てくれます。

髪は完璧に乾かさなくて良いので8割くらい乾かしてあげましょう

step
4
仕上げ

 

ここも

  • くせを収める
  • くせを生かす

で仕上げの仕方が違います。

<くせを収める>
べたっとしたスタイリング剤よりもサラサラのツヤがでるスタイリング剤をつけてあげましょう。
洗い流さないトリートメントを軽くつけてあげてもいいです。

<くせを生かす>
スタイリング剤を揉み込むようにつけてあげましょう。スタイリング剤は

  • ムース
  • 軽めのワックス

がくせを綺麗にキープしてくれます。

ミルクタイプの洗い流さないトリートリートメントでもよいです。

縮毛矯正

もし完璧に扱いやすく変えたいならば、縮毛矯正をするのが1番手っ取り早く髪が扱いやすくなってくれます。

縮毛矯正をすると髪がこけしみたいにピンピンになってしまうイメージがありますが、それは昔のお話。

今は美容師の技術も薬のレベルも上がってきているので

自然で綺麗なふんわりとしたストレートの質感に近づけてくれます。
また100%くせをとるわけではなく少し自分のくせを残したりすることも可能です。

トリートメントのような縮毛矯正の「髪質改善ストレート」と言ったメニューを用意しているお店もあるので要チェック。文字通り髪質を改善するようにくせ毛を扱いやすくストリートに近づけてくれます。

くせ毛の髪のメカニズム

くせ毛は

このように髪の断面図がいびつな形をしているためおきてしまいます。
断面図がいびつ形をしてしまう原因は髪の内部の「コルテックス」と呼ばれる部分が関係しています。

水を吸いやすい「オルソコルテックス」と、水を吸いにくい「パラコルテックス」という2つの種類があります。

  • オルソコルテックス:水を吸いやすい=膨張しやすい
  • パラコルテックス :水を吸いにくい=膨張しにくい

この2種類のコルテックスが規則的に、均一に並んでいると直毛に。不規則で、配列に偏りがでるとくせ毛になってしまいます。

水を吸いやすく膨張しやすいオルソコルテックスと、吸いにくく膨張しづらいパラコルテックスが均一に並んでいる髪は、湿度が多い時でも円に近いまま膨らむので、くせは出にくいです。

一方でくせ毛では、コルテックスの配置に偏りがあるため、膨らみ方もバラつきがあります。よく膨らむ部分と、膨らみにくい部分の「膨張率の差」がうねりや広がりといったくせを作りだしてしまうのです。

湿気の多い時には膨張率の差が顕著に出てしまうため、雨の日や梅雨の時期にはくせ気の悩みを感じやすくなってしまいます。

  • この記事を書いた人
カミイ

カミイ

髪にいいものを紹介する専門メディア Kamiino(カミーノ)編集長です。 某東京大手サロンで働いた後に渡米、今は日本に帰国し独立。 サロン運営をしながら、美容メディアも運営中です。

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