美容院ってどうやって選べばいいんだろう?
- 違う地域に引っ越しをした
- 前行っている美容院で失敗してしまった
- お金が高い
距離的にいけなくなってしまったり、担当していた美容師さんがやめてしまったり理由は様々です。
誰もが一度は悩んだことではないでしょうか?
カットとカラー安い美容院ないかな
ブリーチもしたいヘアモデル募集してる美容師さん探せばいいのかな…
ホットペッパーしかやったことないから探し方よくわかんないしめんどくさいな()— ちゃんゆう (@Yu_3131chan) March 28, 2019
今回は現役美容院がおすすめする美容院の選び方をご紹介したいと思います。
美容院選びで悩んでいる方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
誰しもが美容院を失敗している
誰しもが美容院で失敗しているはず。
- 長さが違う?
- 色が違う?
- スタイリストを指名したのにアシスタントしかやってくれなかった
失敗の種類はそれぞれ。まずはそんな失敗をなく「コツ」をご説明します。
美容院を選ぶコツ
美容院を選ぶ方法と言えば「ホットペッパービューティー」で検索をして選ぶのが主流ではないでしょうか?
地域、得意なスタイルなど色々な条件で検索できるのですごい便利ですよね。クーポンも使ってお得にすることもできますし。
すごく便利なのですが、まずお話ししておくと

ホットペッパービューティーを否定しているわけではないのですが、おすすすめ順で出てくる順位はおすすめ順ではありません。
ホットペッパービューティーの順位=プランの高さ
要はどれだけお金を払っているかで順位が決まってきます。そのためあまり人気がない美容院でもお金を払えば上位で表示されます。

そのためホットペッパービューティーだけを利用すると合わない美容院に当たって失敗する可能性が高くなります。
もちろんホットペッパービューティーはクーポンも付いていますしとてもお得です。使わないのは正直いってすごく損です。
美容院の名前だけわかったらホットペッパービューティーで検索して予約するのが良いです。
では美容院を探すコツをご紹介していきます。
知人から紹介してもらう
これが1番おすすめかもしれません。
あなたの周りの素敵な髪をしているお友達にどこの美容院にいているか聞いてみましょう。
髪のこと褒められて嫌に思うことなんていないはず。
さらに良いことは友達の紹介なので美容師さんも「お友達の顔に泥を塗るわけにいかない」と頑張ってくれます。

インスタグラムで好きな髪型をチェック
昔は美容院の雰囲気で選んだり外見で選んでいましたが今は
「お店より個人」
を選ぶ時代。
今だと個人でヘアスタイルをインスタグラムにあげている美容師さんが多いです。自分がなりたいスタイルや髪色などを検索してみて
「これいいかも!」
と思った美容師さんのお店に行ってみましょう。インスタグラムならばたくさん写真をあげている方が多いです。
美容師的におすすめしたいことは「インスタグラムで投稿している美容師さんはやる気が違う」こと

それだけで普通の美容師さんとはやる気が違います。あなたの髪に必死になって関わってくれること間違いなしです。
DM(ハガキ)は無視したほうがいい
たまにポストに入っているDM。お得なクーポンが付いていますし行ってみたくなることもありますよね。ですがDMを使っている美容院は注意。
今の時代では先にご紹介した「ホットペッパービューティー」「インスタグラム」とネット経由で集客をしていることがほとんどです。
実際にてくれるお客さんもネット経由できてくれる方が多いんですよ!
ですがDMを使っている美容院は「ネット集客ができていない」からDMを使っていることが多いです。それだけ頑張って集客をしようとしていないということに繋がってしまいます。
春(入卒シーズンの3月から4月)→新入生、引っ越してきた人向け
梅雨前→縮毛矯正、夏の準備
秋(8月末から9月初旬)→美容院が暇な時期だから
冬(11月末)→年末の準備狙い
など美容院が集客したい時期にポスティングをしています。
やはりDMをするとある程度お客さんはきてくれるんですよね。それで担当をする方はほぼ新人の方が多いです。

新人の方は申し訳ないのですが、経験が少ないのでその中でも「失敗」が多くなってしまいます。
以上のことからDMは避けておいたほうが無難です。

美容師の指名は慎重にする
先ほど新人は「失敗」が多いと言いましたが、かと言って「ベテラン」が良いわけでもありません。

と思ったことはありませんか?
ベテランの方はもう技術を手に入れているからと講習会に参加しなかったり勉強をしなかったりで技術のアップデートがされていない方もいらっしゃいます(もちろん勉強されている素敵なベテランさんも存在します)
そうなると長年培った技術ですごい扱いやすいのにスタイルがアップデートされていないので見た目が古臭くなってしまうことが起きてしまいます。
美容師さんが対応できる年齢は上下10歳と言われています。
40歳くらい
↑
美容師が30歳
↓
20歳くらい
と言う感じですね。これを越えると
- スタイルが新しすぎる or 古すぎる
- 話が合わない
などの不具合がおこってきます。

美容師のタイプも理解してみよう
美容院を選ぶコツをご紹介しましたが
美容師さんのタイプも知っておいたほうが良いです。美容師さんは主に3タイプに分かれており
- デザイナータイプ
- お医者さんタイプ
- オールマイティータイプ
があります。
自分のしたいスタイルと美容師さんのタイプが合致するととっても良いスタイルが生まれますが、反対のタイプを選択してしまうと失敗することも増えてきます。
参考にしてみてください。
デザイナータイプ【個性的なスタイルが得意】
https://hair.cm/snap-265654/より
デザイナー型は個性的なスタイルが得意で流行りにも敏感。
- 毛先までフルカラー
- ブリーチも使ってくれる
- 透明感のある色やハイライト、外国人風カラーなどが得意
な特徴があります。
お客さんの希望にもしっかりと答えて最大限頑張ってくれます。
ただ、無理をしすぎるがゆえに髪が傷んでしまったり大きな失敗もしやすくなってしまいます。またスタイルに再現性は少ないので
- アイロンでクセを伸ばす
- コテで髪を巻く
などお家でしっかりとセットを頑張る必要があります。
お医者さんタイプ【髪の悩みを解決してくれる】
https://hair.cm/snap-265654/より
お医者さん型はあなたの髪の悩みをしっかりと聞いて解決してくれます。
- くせのことも考えてくれる
- 扱いやすいスタイルにしてくれる
- ツヤのある綺麗な誰にでも愛される髪にしてくれる
特徴があります。
お客さんの悩みを聞いて髪をなるべく扱いやすくしてくれ、なるべくお手入れがいらないように楽にしてくれるのが特徴。
ただダメージレスな綺麗な髪のことを優先するのでダメージのリスクがあることは断られてしまったり、量産型のありがちな髪にもなりやすくなってしまいます。
オールマイティータイプ【お客さんの要望に答えてくれる】
オールマイティータイプはデザイナータイプ、お医者さんタイプの中間。
なるべくお客さんの要望に答えてくれます。このタイプが1番良い良いようにも思えますが、全てを受け入れようとするあまりにどちらに中途半端なんてことも。
また一度失敗をすると失敗が複雑化してしまい修復が難しくなってしまいます。
美容院でオーダーをするコツ
では美容院の選び方がわかったところで美容院で正しくオーダーするコツもお伝えします。
美容師はオーダーされる段階でどんなことをしようか考えており、ここで90%ほどが決まってしまいます。逆に言えばオーダーを失敗すると失敗する確率も高くなるのでしっかりと準備しておきましょう。

ヘアカタログは準備する
口で
「ここを切って、あそこを切って・・・」
と説明するよりもヘアカタログでこんな感じにしてほしい!と言ったほうが早いですし、正確にイメージを伝えることができます。
もう一つおすすめしたいのが、
「スタイルのイメージを見せたことで何センチくらい切ってほしいか」
を伝えること。ここで何センチくらいかを伝えておくとあなたのイメージと美容師さんの切ろうとしている長さとあなたが切りたい長さを合致させることができます。
ここで長さを伝えておかないと

「全然切ってない。。。」
なんてことを防ぐことができます。あなたが想像している長さを切ってもオーダーしたスタイルが完成しない場合もあったり、スタイルが全く別のスタイルになってしまうなんてこともあるので、
「スタイル写真を見せた上で切りたい長さも伝える」
ようにしましょう。
髪型・色好き嫌いははっきりさせる
髪型・色をこんな風にしたいんだけど・・・
と伝えるばかりで
これはやって欲しくないな。
ってことを伝えることを忘れていませんか?
あなたが見せたスタイル・色はあなたがして欲しくないことが含まれている場合があります。
- レイヤーが入っている
- 色が黄色っぽくなっている
などなどスタイル写真を見せた上でこうはなりたくない。こんな色は好きではないなど自分がなりたくないイメージも伝えることが大切です。
美容師さんの言うことも聞き入れる
- 髪質
- くせ
- ダメージ
髪の特性は人によって全然違います。
この特性が理由で
「パーマをしたら髪がダメージしすぎる」
「髪を切るだけでは絶対にこの髪型にならない」
「ブリーチをしないと絶対この髪色にならない」
このような理由でお客様がしたいことを断るor別案をご提案する場合もあります。
理由は簡単
「失敗する可能性が極めて高いから」
中には「失敗してもいいからして」と言われるお客様もいらっしゃいますが、もし技術をして失敗したら後悔するのは確実にあなた。
美容師さんはめんどくさいから、あなたのことが嫌だから断っている訳ではありません。あなたの髪のことを思って別の提案をしてくれています。

美容師がお客さんにオーダーされて困ること
実際に美容師をしていて困ったお客様にされたオーダーをご紹介します。
しっかりと髪の毛をいじってもらう前にお話をすることは大事ですが言いすぎてしまうと失敗する場合や認識の違いを招いてしまうこともあります。

色番号・カラー剤の指定
「いつもで染めてるからB8で染めて」
「Hoyuのカラーが好きだからHoyuで染めて」
など色番号、カラー剤の指定をされると美容師さんは困ってしまいます。
B8?ってなに?って方のためにご説明すると
B(色)8(明るさ)
アルファベットと番号でどんな色のどのくらいの明るさがだいたいわかるようになっています。
B8だと一般的に言えばブラウンの8レベルの明るさなのですがこの色味、明るさも使っているメーカーによって1〜2レベルほど変わってきます。
「一緒にしてよ!」
といわれてしまいますが、企業の差別化の関係で仕方がないことなんです。
B8とカラー番号で言わずに

と色の系統と明るさを伝えた上でサンプルを見せてもらうことがとても大切です。

また美容院によって用意しているメーカーのカラー剤は違うのでメーカー指定されるのはとても困ります。ないものは用意できないですから。
もしカラー剤のメーカーにこだわりがあるのであれば
「前こんなメーカーのカラー剤を使っていた」
と美容師さんに言っておきましょう。
メーカーによって色の出方に特徴があるので美容師さんがその辺りを加味してカラーを提案してくれます。
明らかにない名前でオーダー
今美容院では個別化をはかるために色々な必殺技のような名前を美容院や個人でつけています。
「フェザーカット」
「ディープスペシャルベージュ」
「ブルーグレーミディアッシュ」
などなど美容師さんが聞いても「?」となってしまうことがあります。確かに特徴があってかっこよくいい髪型、色に見えますが

口頭で技術や色の説明をするよりも写真やイメージを伝えたほうが早いです。写真を見せてください。それだけで美容師さんは理解することができます。

間違ったカールの指定
「私はCカールが好き!」
「Sカールにしてほしい!」
などカールの形にも違いがあります。ですが写真を見ると、

ワンカールって言ってるけど明らかにSカールくらいあるよな。。。
なんてこともあります。カールの指定をしていただけるのはありがたいのですが、

などとイメージと一緒にオーダーするようにしましょう。
カールの形だけでオーダーするとイメージと違う形になってしまうかもしれません、
自分の髪はなんでもできると思っている
「黒染めしたから明るくしたい!」
「ブリーチして明るくしたけどカールがあったほうが可愛いからパーマをしたい!」
「髪を赤にしたけど飽きたから次は緑にしたい!」
あなたがしたいことすべてできると思っていませんか?
髪には体力がありダメージは蓄積していきます。いくらトリートメントをしてもダメージが回復するわけではなく一時的に補修しているだけです。
髪がダメージで耐えられなくなってしまうとあとは髪が切れるのみ、
しっかりと過去にどんな技術をしたかを聞いて今の髪の現状を聞いて美容師さんとしっかり相談をしたほうが良いです。
色に関しても絵の具を塗っているわけではありません。
- 髪のアンダートーン
- 今の髪の残留している色
- カラー剤の色
- パーマをしているかいないか
- 黒染めをしているか
美容師さんはこれらの全ての条件を合わせて髪の色を決めています。そのため中には絶対にできない色できるけどかなりのリスクを伴う色も存在します。

メンズの美容院の選び方
メンズも基本的には美容院の選び方は同じで大丈夫です。
ただ一つだけメンズにおすすめする点は
「眉カットがあるかないか」
眉カットってメンズがする機会が多いんです。その眉カットをメニューにしているということはしっかりとメンズがお客さんとしてきているという証拠。
メンズにも力を入れていると言えます。

セット・着付けの美容院の選び方
セット・着付けの美容院はご紹介した美容院の選び方をするのも重要なのですが、それよりも会場の近い距離ですることが大切です。
慣れ親しんだ美容師さん。してほしい美容師さんにセットや着付けをしてもらうことも良いですし、美容師としても嬉しいのですが、
セットした髪、着物を着たまま移動するのはとても大変です。セットができる、着付けができる美容師ならばそうそうセットが崩れたり着崩れたりすることはありませんが、移動中に強風が吹いたり座ったりした拍子に崩れてしまうこともあります。
そういったリスクを考えるとセットや着付けは会場の近くでしたほうが無難です。

美容院には少なくとも3回は通ったほうが良い
初回クーポンが安いから1回だけで美容院をコロコロ変える。お値段的にはお得なのですが、実はこれ。あまりよくありません。
美容院に行ってみたら少なくとも3回は通うことをおすすめします。
理由は1回では美容師さんはあなたの髪のことを理解しきれないんですよね。
言い訳みたいに聞こえてしまいますが、前の美容師さんのテイストが残っているんです。
「ここに重さがほしいけど軽くしてるなー」
「この色にしたいけどまだ赤みが残りすぎてる。」
なんてことがよくあります。そうすると美容師にできることは理想になるべく近づけて 2回、3回目で理想の髪にするしかできません。
またお客様の好みが使いきれていないので無難なスタイルになりがち、もし美容師としての実力を100%出そうと思うのであれば3回目でやっとお客様の髪が本当に自分で作り上げることのできる形になっています。
そのため3回は少し我慢をして同じ美容院に通ったほうが良いです。

まとめ【お気に入りの美容院を見つけよう!】
美容院をホットペッパービューティーで検索するのも良いですが今回ご紹介した
- インスタグラムをチェック
- 友達に紹介してもらう
- DM(ハガキ)は気にしない
- 美容師の指名に注意する
これだけであなたにぴったりの美容院を見つけることができます。
今は美容院よりも個人で発信を頑張っている方が多いのでインスタグラムでお気に入りのスタイルを見つけて美容院を予約するのがおすすめ!
その際はちゃんとスタイルを作った美容師さんを指名するようにしましょうね。
ポイント
美容院を選んでお得に予約したい場合はホットペッパービューティー経由で予約するのがおすすめ!お得なクーポンを使うことができますよ
あなたの美容院選びの参考になりましたら幸いです!
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