いつまでも女性の敵、ダメージヘア。
”髪が乾燥してうまくまとまらない”
”髪の指通りが悪くすぐひっかかる”
なんてことありませんか?それ、全てダメージのせいです。
美容院に行ってトリートメントしたら解決できるけど。美容院に行くのってちょっとめんどくさい
なら、お家で集中ケアして解決しちゃいましょう!
でも美容院でするトリートメントって特別なものなんじゃないの?家でできるの?
美容院でするトリートメントはシステムトリートメントと言って特別な液を混ぜ合わせたり、2回トリートメントをつけたりするものです。
お家でできるシステムトリートメントを見つけました!
今回はお家でできるシステムトリートメントをダメージの原因と共にご紹介したいと思います。
この記事の内容
こんな髪ににオススメ!システムトリートメント
・パーマ、カラー、縮毛矯正を何度もしている髪
・ブリーチをしている髪
・髪の広がりが気になる
・毛先のダメージが酷い、絡まる
そもそもシステムトリートメントとは?
美容院で行われるトリートメントでトリートメント剤を2種類以上使用した。効果の高いトリートメントです。温めたり、揉み込んだりすると効果が増しダメージした髪には最適です。最近では、時短、簡単にトリートメントをすることができるように1本でお手軽にできるものも増えています。
システムトリートメントの働き
主に2つの働きに別れて作用します。2つに働きを分けることでより効果的にトリートメントの効果が発揮します。
髪の補修(弾力と潤い)
髪のダメージは外側から始まり、だんだんと髪の内部もダメージし、栄養分や水分が外に流れ出てしまいます。それがパサツキの原因になります。
そこで髪の中身に栄養分や水分を補い補充し髪を補修します。
その補修した成分が髪に弾力と潤いをもたらします。
髪の保護(コーティングとサラサラした指通り)
イメージ的には穴に蓋をしてコーティングをするイメージです。髪を栄養分を補充しただけではすぐに栄養が流れ出てしまいます。そこで蓋をすることで補充した栄養が流れ出ないようにします。
またコーティングをすることで蓋が外れづらく、髪の表面が整い、サラサラの手触りに繋がります。
どんな成分が配合されたシステムトリートメントがいいの?
シリコン入り
最近悪いものとして扱われているシリコン、実はトリートメントする上では、害のある物質ではなく、トリートメントでは大切な役割を果たします。シリコンは髪の表面をコーティングし、手触りを良くしてサラサラにしてくれます。
髪の補修成分
髪の内部のダメージしているところを補修してくれる成分が配合しているトリートメントを選びましょう。内部のダメージを修復してくれることにより栄養分を保持して流れおちづらくなるようにします。
・加水分解ケラチン
・加水分解シルク
・ヘマチン
・クレアチン
など
髪の栄養成分
ダメージした髪は髪の栄養成分が流れおちてしまって空洞ができてしまっている状態です。その空洞のせいで髪がパサパサしてしまいまとまりづらくなります。栄養を補充してあげることで空洞がなくなり潤いのあるまとまりのある髪になります。
・BG
・グリセリン
・リピジュア
・ヒアルロン酸
・はちみつ
など
保湿成分
ダメージしている髪は髪の中の水分が抜けてしまいパサついてしまいます。保湿成分は髪の中の水分を保持を助けてくれて潤いを持続させてくれます。
・加水分解ヒアルロン酸
・ペリセア
・加水分解コラーゲン
など
オイル成分
オイル成分は万能でダメージした髪の補修もしてくれるし、コーティングもしてくれる優れものです。またアイロンやコテなどの熱処理とも相性抜群でシステムトリートメントにも必須の成分です。
・ホホバ種子油
・ツバキ油
・オリーブオイル
・メドウフォーム油
・セラミド
など
使用期限はあるの?
トリートメントに表記してありますが、未開封で3年くらい開封済みで半年〜1年が使用期限と言われています。
ただオーガニックのものは防腐剤が配合されておらず、使用期限が早いので注意が必要です。またお風呂場は湿度が多く雑菌が繁殖しやすいので開封したらなるべく早く使用することをオススメします。
正しく行うと効果倍増!システムトリートメントの仕方
効果の高いシステムトリートメントをしているとはいえ、トリートメントの仕方を間違えていては意味がありません。
正しくシステムトリートメントをしてあげることによって効果は倍増します。
毛先を中心によく揉み込む(キューティクルの流れを整えるように)
ダメージしている毛先を中心にトリートメントをつけてあげましょう。また揉み込んであげることでトリートメントが内部まで浸透しやすくなります。その時に髪の根元側から毛先側にキューティクルの流れを整えるように揉み込むことで、キューティクルの流れが整い手触りがよくなります。
蒸しタオルで包む
トリートメントは温めて蒸しあげることで効果が高くなります。美容院でスチームをしたり温めたりしますよね?
それをそのままお家で行うのは難しいですが、蒸しタオルをして髪を包んであげることでスチームとほぼ同じ効果を与えてあげることができます。
本格的な蒸しタオルはタオルを濡らしラップで包んで30秒ほど温めると作ることができますが、お風呂に入っている間に作るのは難しいので、熱いお湯にタオルを浸して絞ってあげるだけでも十分です。
時間を置く
トリートメントをつけてすぐに流してしまってはせっかくの良い成分も流れ落ちてしまいます。
少し時間を置いてあげることで髪の中に定着しやすくなります。置く時間は長ければ長いほど良いと言うわけでもなく3分〜5分を目安に時間を置いてあげましょう。先に髪を洗ってトリートメントをして湯船に浸かるくらいでちょうどいいですね?
適度に流す
髪をしっとりさせたいからといってあまり流さないのはかえってダメージの元です。
しっとりしすぎて髪が乾きづらくなったり、髪に残ったトリートメント成分を餌に細菌が繁殖して頭皮が荒れてしまったりする原因にもなります。髪の長さにもよりますが2〜3分、ちょっと流しすぎかなー?くらいが目安です。
何がダメージの原因なの?
元々髪は体毛の一部、体の大切な部分、脳を守るためにあります。体を守るためにあるのでダメージすることはある程度仕方ないのですが、原因を知ることでダメージを減らすことができます。
カラー、パーマ
まずはカラー、パーマが大きな原因です。髪に薬剤処理を加えているのでダメージするのは当たり前の現象になります。ですが今の時代にカラーをしない、パーマをかけないなんて難しい話です。カラーは毎回全体を染めるのではなくリタッチを挟む、パーマであれば、パーマをかけるスパンの間に一度毛先を切ってあげる。それだけでダメージは激減します。
紫外線
紫外線がキューティクルを傷つけパサツキ、枝毛や切れ毛の原因になります。またメラニン色素を傷つけカラーの色落ちの原因にもなります。
紫外線は季節を問わず降り注いでいるので、日焼け止めを塗ったり対策をしてあげることが大切です。
摩擦
タオルドライ、寝ている時、櫛でとかしすぎると摩擦の原因になります。特に濡れている状態だと摩擦によりダメージしやすいので乾かしてから寝るようにしましょう。また髪はとかしすぎずに仕上げにツヤ出しのスプレーをするなど、仕上がりをキープしてくれるスタイリング剤を使用しましょう。
静電気
静電気が起きると髪のキューティクルが剥がれやすくダメージに繋がります。目の細かいポリエステル、プラスチック製の櫛は静電気が起こりやすいので、木、動物性、目の荒い櫛を使用してあげるようにしましょう。特に湿度が低くなると静電気が発生しやすくなるので冬は注意が必要です。加湿器を使用したり。艶出しのスプレーには静電気を予防する成分が含まれているので使用してあげましょう。
熱
髪はケラチンというある程度熱に強いタンパク質でできていますが、150度以上の高温に弱く、アイロンやコテを使うときは設定温度に注意する必要があります。
なるべく設定温度は150度以下にして使用してあげるようにしましょう。150度以下でも同じ箇所をずっと挟んでいると髪が焦げてしまうので同じ箇所には1秒以上置かないようにしましょう。
濡れた状態の放置
濡れた状態の髪はキューティクルが開いた状態で敏感でダメージしやすく。栄養分も流れ落ちやすい状態です。お風呂から上がったらすぐに乾かしてあげるようにしましょう。
塩素、海水
プールの殺菌剤に使用される塩素は漂白剤と同じ成分で髪がダメージしてしまいます。またPHもアルカリ性で髪の元々のPHの弱酸性とは程遠い状態で髪も退色しやすい状態です。プールに入っているときはある程度仕方ないのですが、プールから出たら早めにシャワーを浴びて塩素を流してあげましょう。海水も同じくダメージしやすいので海に入った後もしっかりシャワーを浴びるようにしましょう。
ダメージヘアにオススメ!美容師がオススメするシステムトリートメント
完璧に髪をしっとりサラサラに、サラサラお家でサロンと同じようにできる本格派システムトリートメントから
ちょっと何回もつけて流すのはめんどくさいって方のために、1回つけて流すだけのお手軽システムトリートメントをご紹介します。
本格派システムトリートメント
美容院と同じ複数のトリートメントを混ぜる、または使用する本格派トリートメントです。
クイーンズバスルーム 07 System Treatment
Step1で髪を柔らかに、Step2でしなやかにまとまりのある髪に定着させるダメージヘアに特化したシステムトリートメントです。サロンでするトリートメントをお家でもできるようにをテーマに研究者が集まり開発されました。
加水分解ケラチンがダメージによってできた空洞を修復補修、メドウフォームが髪の表面に保水幕を形成、コーティングし、ダメージした髪を生まれたてのツヤツヤの髪に導きます。グリセリンと行った保湿成分も豊富で潤いも保持することができます。くせ毛改善の専門ブランドなのでくせ毛の方にも効果を発揮、ロングヘア、縮毛、パーマ、カラーを繰り返しているハイダメージヘアーには最大の効果を発揮します。
美容師が専門で購入できるものを除いてここまで効果があるトリートメントはなかなかありません。
使用方法は1剤をつけてから時間を置いてから流し、また2剤をつけてからながす2剤式。
今だけ、お試しで5回分のセットも発売しているのでサンプルを試してから使用したい方にもオススメです。
・美容院と同じ2剤式
・髪の補修、保湿成分たっぷり配合
・くせ毛対策にも効果を発揮
・専門品を除けば最強の効果
・今だけお試しセットも販売中
コタ クオリア M-1,R-2,M-3
美容院専売品のコタのシステムトリートメント。1剤、2剤を混ぜて髪につけて洗い流し、その後で3剤でコーティングします。1.2で地下層を形成し、ユチャ油配合の3剤が複層皮膜を形成し、しとっりとまとまりのある質感を作り上げます。多くの美容院に支持されている毛髪ダメージをケアしてくれるトリートメントです。
とても髪がしっとりとするので、髪が太い方、ハイダメージで普通のトリートメントでは歯が立たない方にオススメです。
・美容院専売品
・1.2剤で髪を補修、3剤でコーティング
・ハイダメージの方にオススメ
ウエラSPリペア
ダメージを受けて傷んだ髪を補修し、表面を保護膜でプロテクト、サラサラの質感に導きます。パーマやカラーで傷んだ方にオススメで少量でもしっとり潤います。
また単品で使用しても効果を発揮しますが、リペアインフュージョンを混ぜて使用するとより効果を発揮し今までに体験したことのないサラサラが体験できます。
・パーマやカラーで傷んだ髪にオススメ
・リペアインフュージョンを混ぜて使用すると最高の質感
タマリス ビッグサイズ ヘアレスキュー
お手軽システムトリートメント
1本に効果を凝縮したお手軽システムトリートメントです。何回も流すのはちょっと、でもダメージケアはしたい方にオススメです。
コタ アイケアトリートメント9
広がりやすいダメージした髪をしっかりと補修してまとまりのある髪にしてくれるトリートメント。サロン専売のコタから販売されており、多くの美容師さんの支持を得ています。
ルベル ナチュラルヘアトリートメント RP (ライスプロテイン)
ハニホコ ラメイプロトリートメント
傷んだ髪の毛を補修してくれる効果のあるヘマチンを高濃度配合、ヒアルロン酸やスクワランの効果で髪の内部から保湿されます。
BCクア カラースペシフィーク ヘアマスク
特にカラーによるダメージを髪の内部から補修して美しい艶のある髪に導きます。アミノケラチンコンプレックスとC+プロテインが配合されはいダメージヘアを補修してくれます。
ルベル イオ ディープマスク (ヘアトリートメント)
くせや縮毛矯正によるダメージが気になる方にオススメのトリートメント、アルギニン、グリセリンが髪の内部からくせの質を整えてダメージを補修しストレートの髪をキープしてくれます。
パンテーンクリニケア 洗い流すトリートメント 毛先までパサついて傷んだ髪用 ワンウォッシュトリートメント
枝毛、切れ毛専用のトリートメントです。毛先に蓄積されたダメージを集中補修し髪の内部から潤う髪を作り上げます。毛髪保護成分が髪1本1本に作用しキューティクルをナノレベルで集中ケアしてくれます。
フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク
痛み切った髪を毛先までまるで根元と同じくらい滑らかな髪に仕上げます。6種類の美容液成分が乱れた髪のキメを整えます。
ナプラ インプライム モイスチャートリートメント ベータ
髪のダメージを補修してくれるアルガンオイル、保湿成分のケラチンを配合、まとまりのある滑らかな質感に導きます。枝毛・切れ毛・毛先のダメージケアにオススメです。
まとめ
女性の命、髪、いつまでもツヤツヤサラサラを維持したいですよね?今回紹介したシステムトリートメントを使用すればそれを維持する気とができます。特にカラー、パーマ、縮毛矯正をかけたハイダメージの髪には特にオススメです。綺麗な髪になるためにぜひお試しください!
現役美容師おすすめのシャンプーはこちらをチェック:シャンプーのおすすめを美容師が紹介!気になる悩みから選ぶ23選